atelier Bochi.

ハンドメイドアクセサリーや小物の制作と販売。

DPNでつま先から編む靴下

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こんにちは。ぼちです。

最近編み物スランプで、何を編んでもうまくいかない日が続き…通信講座の課題のマフラーをぼちぼち編み進めていました。

そろそろ、何か編み始めたいなぁ…という気持ちが急に降りてきたので、そのタイミングを逃さないように、52weeks of socksの中から、靴下を編み始めました。

つま先から編むデザインの13.HEART CHOKEです。

しかし、指定号数の輪針が手持ちになかったので、5本針を使って編み始めることにしました。

ぼち。の画像

 

靴下はDPN派!マジックループが苦手…

私は、マジックループが苦手で、靴下用の輪針をほとんど持っていません。

道具を集めるのも好きなのに、買ってしまうのは使用頻度の高い5本針ばかりです。

DPNってダブルポイントニードルズの略なんですよ。

両側から編める針という意味ですね。(周知の事実!だけど英語が苦手な私が意味を知った時は、めちゃくちゃ感動しました。笑)

DPN派の悩みとしては、やっぱりつま先から編む靴下が編みにくいことでしょうか。

私は、輪針を持っていないがために靴下は履き口から編むことが多いです。

でも、実はDPNでもつま先から編めなくはないんですよ。

ターキッシュキャストオンやジュディーズマジックキャストオンは輪針でしかできないと思っていませんか?

実は、少し持ち方を工夫するだけでつま先をDPNで攻略することができます。

 ただし、ちょっと荒業的な感じなので、輪針の購入予定はないけど5本針でつま先から編む靴下が編みたいなぁ…と、思っている人向けの方法です。

DPNでつま先を編む方法

なぜ、5本針で、つま先からの靴下が編みにくいのかというと、つま先から編む靴下は作り目を上下に作り、1段目はまずその作り目を編まなければなりません。

輪針の場合は、片面の作り目にコードが通っている状態なので、隙間がうまれ目をスムーズに拾うことができます。

しかし、5本針だと、両方の面に針が通っている状態なので、キチキチで隙間がないのです。

そのため針を入れにくく、編みにくいのです。

そこで、左手の針の持ち方を普段のように握るのではなく、親指を針と針の間に入れ上下の針を少しずらし、隙間をあけつつ目を拾ってみます。

あまり強い力で隙間を開けると目が伸びちゃうかもなので、あくまで優しく慎重に…です。

ぼち。の画像

この最初の1段目さえ編んでしまえば、輪針は必要ないんです。

2段目からは、自然に隙間が生まれるので楽に編めるようになっていきます。

ぼち。の画像

私は、最初は3本の針で編んでいきます。

最初から、4本や5本で編むと大変なことになりますし、特に先端恐怖症の人には絶対にオススメできません。笑

ある程度進んできたら(私はつま先が半分くらいできてきたら)5本の針を使って編むようにしています。

難しいのは最初の一段目だけ

何度かやっていると、自分なりのやりやすい方法が分かってくると思います。

編みたいパターンや編み図を見つけても、手持ちの道具で編めないからって諦めるのは悲しいですよね。

私もできる限り、手持ちの道具でいろいろなパターンを編みたいと思っているのでいつも思考錯誤しています。

いろいろなテクニックや裏技をもっと見つけていきたいです。

きっともっとスマートなやり方もあると思いますが、今回は私流のやり方を紹介してみました。

よく履き口から編む靴下は、上級者向けか初心者向けか?みたいなことが話題にあがりますよね。

私は結局、編む方向が違うだけで、どちらも中級車向けなのかなぁ…と思います。

道具も編み進む方向も針の持ち方も好みの問題かと思うので、自分の編みたいものを編むに限りますよね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ぼち。